株を買うときのチェックリスト
必ずチェックリストを実行してから買うこと!
- 運用資産に対する, 投入する資金の割合を記録せよ
- 初期投入金額が資産に対して??%を超えないこと
- 買いの根拠について記録せよ
- 何が成長のけん引役か
- 年率何%の成長が見込めるか
- なぜ収益性が高いのか
- なぜ収益が持続できるのか
- 収益持続性はどれだけ確実か
- 想定する買い方と売り方の参加者とその根拠を記録せよ
- それぞれの思惑は何か?
- 今後の展開の予想を記録せよ
- 株価の予想上昇額はどれくらいか
- ストーリーが破綻するケースは何が考えられるか?
- 最悪のケースは何か?
- 適用する損切りルールを明記せよ
- 適用する買い増しルールを明記せよ
- 適用する利確ルールを明記せよ
- 今回の取引の自信の程度を記録せよ
- 今回の取引で不安に思っていることを記録せよ
- 現在の体調を記録せよ
- 最近の人間関係について一言
コバンザメ投資法
少なくとも二通りの意味があるようだ.
一つはイベント投資と言われる方式,
もう一つは著名投資家の保有株式を真似する方法.
後者の方が言葉のイメージに近い.
最近ではtwitterなどから情報を仕入れる人も多そう.
参考記事
コバンザメ投資法の末路 blog.livedoor.jp
相場格言
夕凪さん格言の引用
イベント投資(コバンザメ投資法)とは | 急成長株の見つけ方と投資法
■初級編
・株式投資を始める資金はいくらでもいい。経験を優先させよ。
・損切りは投資家の登竜門。避けては通れない。
・損切りを嘆くな。できた自分を褒めてやれ。
・塩漬け株の重しは心の重し。早く誰かにくれてやれ。
・相場の辞書に”絶対”という文字はない。使うは天才か詐欺師か初心者か。
・売りと買いの間違いはすぐに反対売買せよ。自分に罰を与えるべし。
・損を政治のせいにするのは後でいい。自分の腕を磨く方が先である。
・相場に生き残ることが先決。将来の儲けの機会を失わぬために。
■中級編
・アナリスト推奨株は捨てよ。賞味期限が切れている。
・一気の取り返し狙いは破滅への近道。そんな時こそ少しづつ。
・相場は常に少数側が有利。大衆と同じなら不安たれ。
・大衆の投資常識は疑え。従えば大衆と成績が一致する。
・チャンスは何度もやってくる。これが最後と固執するなかれ。
・感情買いは高くつく。論理買いは安くつく。
・ルールを熟知せよ。儲けの扉はそこにある。
・格言を盲信することなかれ。思考停止の病におちいる。
■上級編
・大企業の不祥事は買い。新興企業の不祥事は投げ。
・落ちてくるナイフは注視せよ。止まった時が勝負時。
・個人投資家は感情で仕掛ける。気分的な売買に隙(すき)あり。
・機関投資家は理屈で仕掛ける。機械的な売買に隙(すき)あり。
・バブルに踊るアホウに見るアホウ。同じアホなら踊らな損。
・バブルはFFレートの利上げと共にやってくる。決して逃すな。
・バブルはFFレートの利下げの鐘で終わる。グズグズするな。
・事実の予想は難し。その前後の過剰な値動きの予想が易し。
株式投資における退場しないためのルール
全体のルール
- 資金管理ルールを作り, 徹底する
- 相場全体の流れを把握する
- 先導株の値動きをみる
- 危険サインを定めて出現回数をみる
- 開示情報を入手する
- i適時開示アプリ
- 大和IRのモニター
- 売買の前にチェックリストをつかう
- 買う前にかならず購入する根拠を記録する
- 買う前にかならずその後の方針を決めておく
- 保有期間中の分析, 感情を記録する
- 売るときにも根拠, 感情を記録する
- 自分で決めたルールに従う
購入時の根拠として記録する例
- 何が成長のけん引役か
- 年率何%の成長が見込めるか
- なぜ収益性が高いのか
- なぜ収益が持続できるのか
- 収益持続性はどれだけ確実か
- ストーリーが破綻する場合はどのようなときか
- 株価の予想上昇額はどれくらいか
株投資におけるエントリーとイグジットについて
スイング, ブレイクアウト系におけるルール
エントリーのルール
- 新高値更新日の翌営業日に寄付成行で発注
- 初回エントリーは投資上限の1/5, 全体では1/25とする
- 含み益が出たら1/5ずつトレンドにのって買います
- 購入単価は常に前回よりも高くなくてはいけない
- 絶対にナンピンはしない
- 1回あたりの買付金額は変えない
- 買付株数は減っていくということ
- タイミングを逃したらおとなしく次を待つ
- 損切りした後でも, 再度ブレイクしたらルールに従って買う
ボックス理論に基づく損切りのルール
- 元のボックスに戻ってきたら損切り
- 10%下がったら手仕舞い
- 20%上がったら, 損切りラインを取得価格まで引き上げる
- ボックスの下限をウロウロ、日経よりも弱い値動きの場合は売却
- 日経平均よりも弱い動きのときは売却
- 間違えたと感じたら反対売買
- 相場全体の危険シグナルが点灯したらポジションを落とす
利益確定のルール
- 通常時は終値ベースでボックス割れしたときは全て売却
- 利益が出ていて迷ったときは1/3か半分売って様子見
- 急騰時は高値圏で三空が出現し, 出来高が増大したら売却
- 急騰後の天井圏で超大陰線が出たらその日のうちに売り
- 長い上髭も同じく売り
- 悪材料が出たらすぐに売却
危険サインの出現回数を意識する
- 猛烈な暴落はディストリビューション日である程度は予測がつく
- ディストリビューション日とは, 売りが買いを上回ったと予想される日のこと
- 日経平均やTOPIXの指数が前日比より安くなり, さらに出来高が増える
- 2-4weekで, ディストリビューション日が5回あれば, 市場が上昇トレンドから下降トレンドへ変化した可能性が高い
- ストーリングという動きもディストリビューションのシグナルになる
- 上昇し続けた株の動きが止まること
投資における資金管理について
投資において最も重要なスキルは多分, 資金管理. 銘柄選択より上位にくるスキル. 投資では生き残ることが全て. 利益を出すのはその先.
Dさんの本より (素晴らしい本なので激しくおすすめ)
ポジションサイズ マネジメント
- 投資対象の銘柄は最大5銘柄まで
- 総資金が100万円程度ならさらに絞って2, 3銘柄でよい
- 1銘柄への投資上限額は、総資金の1/5まで
- エントリーは5分割ルールとする
- 1銘柄当たりの投資上限額の1/5を最初のエントリーで投入するべし
- すなわち, 全体の資金の1/25から始めるということになる
- 含み益が出るまで追加買いはしない
- 1銘柄当たりの投資上限額の1/5を最初のエントリーで投入するべし
- 最大損切りラインは10%とする
- つまり1/250が最大損失となるので, 500万円なら2万円がロスカットラインとなる
- 資産が減少すればそれに従ってポジションサイズも減少させる
ATR average true range という概念
- 20日間の値動きの平均(14日間のほうが多いかも)
- これの2倍したものを2ATRという
- 2ATRが資産の2%を上回らないようにすべし